荒野の おおかみ

様々な夢見のうちに老いてゆく

デュ・ガール「チボー家の人々 13 」読了

03/18(月)
  一晩中暖房・耳栓を装着せず。
  04:29起床。
  サッカー籤(100円BIGを2口)買ってはずれ (^.^)
  ネットサーフィン(PC)34分。
  RMG.チボー家13=30分14頁(-p192)。
  仏検5問題集=31分6頁(-p169)。
  RMG.チボー家13=35分20頁(-p212)。
  強風のため、
  往路地下鉄、
  S市役所地下食堂(148。日替り定(豚肉と彩り野菜の甘酢炒め
  )\630)、
  スーパー「イ」S店(夕朝食\427)、
  「イービーンズ」9Fイベントホール「古本まつり」(収穫なし)、
  復路バス、13:19帰宅。
  掃除21分。
   


  R.M.デュ・ガール『チボー家の人々 13 エピローグ(Ⅱ)』
  (1984 1989 白水uブックス)=1時間07分43頁(読了。
  4日かかった。
  アントワーヌは恩師フィリップ博士を訪ねて診察を乞うたが結
  果は思わしくなかった。療養所に戻ったアントワーヌは死を覚
  悟して、自己との対話・戦況の推移・甥ジャン=ポールへのメ
  ッセージなどをノートに書きつける。1918年11月停戦は間近と
  思われたが、アントワーヌは自ら注射をして命を断つ。
  大きめの新書サイズで全13巻。やっと全部読み終えた。
  思い返せばこの大河小説は1990年の夏頃に読み始めて、91年6
  月に第7巻「父の死」を読了したところで中断してしまった。
  91年7月末に私はそれまでの安定した職場を捨て、司法試験
  (旧制度)の勉強を始めた。長編小説を読むどころではなか
  ったのである。それ以来この大長編のことはずっと気掛かりだ
  った。今回は2022年9月27日に第1巻から改めて読み始め、途中
  ほかの小説に寄り道しながら1年5ヵ月あまりかけて完走した
  訳である。やっと重荷を下ろしたという感じである。
  とはいえ私は深く感動したとも言えない。この作者は理屈をこ
  ね回すのが好きで、読者が小説を読む楽しみを阻害するのであ
  る。それは大きく2個所あって、ひとつ目は、第8巻から第10
  巻にかけて社会主義者を中心とする活動家たち(ジャックもこ
  こに含む)が戦争回避を巡って空疎な議論を展開するところで
  量が多くて読んでいてうんざりする。ふたつ目は、最終巻でア
  ントワーヌが体調の悪いなか色々思索するところである。体裁
  はアントワーヌの日記の形をとっているが、実際は人は如何に
  生きるべきかを巡る作者の小論なのである。大河小説の肝腎の
  終結部で読者の感動を損ねる結果になっていると私は思う)
  《計 83頁》。
  ネットサーフィン(PC)11分。
  スマホ→ YouTube→ <ソルフェ音楽院> 音感トレーニングPart-1単音編
  17分

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