荒野の おおかみ

様々な夢見のうちに老いてゆく

大江「ピンチランナー調書」読了

06/13(火)
  耳栓装着。
  小用に起きた後はあまり眠れず。
  04:42起床。
  大江ピ調書=31分12頁(-p378)。
  ネット(PC)約09分。
  大塚仏語入=24分1頁(-p120)。
  スマホYouTube
   <ふら塾> 仏語単語(5級レベル)28分。
  大江ピ調書=32分14頁(-p392)。
  廣松唯史原=30分7頁(-p123)。
  S市役所地下食堂(91。日替り定(豚肉の葱味噌焼き)\600)
  。
  「泉中央セルバ古書市」(収獲なし)、
  スーパー「ヨーカドー」SI店(2食\691)、
  「くまざわ書店」ASI店(ぶら)、
  歩いていて両足脹脛がツりそうになった、
  往復地下鉄、13:33帰宅。
  大江ピ調書=19分6頁(-p398)。
  無気力→ 横になる50分。
  47.2kg(15:50)。アルメタ軟膏。
   

  大江健三郎ピンチランナー調書』(1994 新潮文庫
  =1時間06分32頁(読了。7日かかった。
  W図書館より借りもの。
  主人公は「森・父」と表記される38歳の男。頭に障害を持つ
  8歳児を持ち、こちらは「森」と表記される。「森・父」が語
  る奇妙な経験を手紙で受け取った小説家(大江健三郎が想起さ
  れる)がそれを文章に書き記すという面倒な構成である。或る
  とき、「森・父」は20歳若返って18歳の若僧となり、息子「森
  」は20歳を加えて28歳の壮漢になった(しかし喋れるようにな
  った訳ではない)。この転換は宇宙的な意志によるもので、親
  子2人は或る使命を与えられているという。その使命というの
  が具体的には書かれず、読者はその興味からページをめくって
  ゆくことになる。喜劇小説だという評があるが、それは違うと
  私は思う。
  カタカナの文章が混ざって読みにくい。
  巻末解説(大岡昇平)は、「個人的な体験」から「洪水はわが
  魂に及び」を経て「ピンチランナー調書」に至るまでの、息子
  をめぐる大江の考えの変貌をうまく説明している)
  《計 72頁》

  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 70代以上おひとりさまへ にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ にほんブログ村 クラシックブログ 合唱・コーラスへ