荒野の おおかみ

様々な夢見のうちに老いてゆく

大岡「野火」読了

11/15(水)
  一晩中暖房。
  03時過ぎ小用に起きたら、後は殆ど眠れず(要するに寝るのが
  早すぎるのだ)。
  05:23起床。
  ネットサーフィン(PC)40分。
  大岡野火=30分18頁(-p174)。
  中田仏語文法=37分4頁(-p33)。
  くしゃみ・鼻水→ ディレグラ配合錠(2016年処方のもの)を2分
  の1にcutして服用(10:15)。
  岩田経を学=23分5頁(-p80)。
  W区役所6階食堂(359。カレーライス(味噌汁付き)\460 +
  お握り\130):
  カレーが喉の膿んだ箇所に滲みる、
  W図書館(返却)、
  スーパー「わ」K店(466。夕食等\814)、
  往復自転車、14:09帰宅。
  大岡野火=32分20頁(-p194)。
  47.4kg(16:08)。
  皮膚の荒れ具合から、パン食は良くないと改めて思った。
  最後のパン食は 11/14 である。
  場所は蔭部屋で、立って、小声で(でもないか)、
  PC→ Mp4データによる 佐野正一ヴォイトレ10分、
  同じくMp3データによる 石川芳ヴォイトレ21分。
   


  大岡昇平『野火』(1954 2017 新潮文庫)=36分22頁
  (読了。短いけれども5日かかった。
  第2次大戦末期、主人公は既に中年だが徴兵され、フィリピン
  のレイテ島に送り込まれた。しかし米軍は優勢で、主人公の属
  する部隊は山中に押し込まれる。そして結核の兆候が現れて満
  足に働けない主人公は分隊長に見捨てられて飢餓のなか山中を
  彷徨う。
  ここまでは予想通りの展開だったが、後半に至り主人公は不思
  議な経験をする。或る決定的な行動(たとえば投降)を起こそ
  うとするとき、誰かの視線を何度も感じるのである。そして死
  んだばかりの日本兵の肉を食べようとした寸前、彼は神の巨大
  な声を聴いて止めてしまう。日本に帰国後、彼は精神病院に入
  院する。最後の1行は「神に栄えあれ。」となっている。
  果たして主人公は神に救われたと言えるのだろうか?
  考えてもよく分からない)
  《計 69頁》。
  レルベア100エリプタの吸入は省略した

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