荒野の おおかみ

様々な夢見のうちに老いてゆく

大江「現代伝奇集」読了

09/09(土)
  昨夜のMonster(9xx号室のキチガイ女)は→
  (1) 19:57 東向き和室の上で「どん」「どん」、
  (2) その後台所方面で何かを引き摺る音、
  (3) その後室内引戸を開け閉め、
  (4) その後も挑発行為あり。
  05:04起床。
  大江現伝集=30分10頁(-p242)。
  ネット(PC)08分。
  PC→ YouTube
   <ミニスタ> 仏語 文法表現編(L28~L29)32分。
  自己流下肢筋トレ(スクワット32回・爪先立ち32回・
  椅子に掛けて膝を真っ直ぐ伸ばして爪先伸ばしと爪先引き戻し
  32回・脹脛をストレッチ)。
  篠田仏語=31分4頁(-p136)。
  今村Mx入=30分10頁(-p130)。
  スーパー「せ」i店(381。3食等\2,038)、
  11:36帰宅。
  大江現伝集=26分8頁(-p250)。
  昼寝54分。
  ネットサーフィン(PC)32分。
   

  大江健三郎『現代伝奇集』(1994 岩波現代選書)=34分20頁
  (読了。11日かかった。図書館より借りもの。以下の3篇を収
  録。(3)は中篇。(1)(2)は短篇。(1)が最も短い。
   (1) 頭のいい「雨の木」
   (2) 身がわり山羊の反撃
   (3) 『芽むしり仔撃ち』裁判
  妙な雰囲気の小説である。(2)(3)はストーリーの源流が四国の
  山奥の村にあって、またかよと思ってしまう。しかも(3)は弟
  が兄に語りかける手紙の形式をとり、文中で何度も「兄さん」
  と呼びかけるのが『同時代ゲーム』の「妹よ」そっくりでうん
  ざり感がある。(3)は先行する『芽むしり仔撃ち』を前提にし
  た作品で、弟の手紙の宛先である「兄さん」が『芽むしり仔撃
  ち』の著者であることが小説の終わり近くで明らかとなる。ひ
  ょっとすると『芽むしり仔撃ち』を解体しようとする作品なの
  かも知れない。
  (2)は妙な関西弁もどきを駆使するメキシコシティの医師が一
  方的に饒舌に語る小説で、読んでいるうちに彼が日本人で、し
  かも医師になりそこねた男であることが明らかとなる)。
  * * *
  大江健三郎の小説は飽きてしまった。
  クセのない、小説らしい小説を読みたいと思う。
  * * *
  17:29から缶ビール(KIRIN LAGER 5%)350mlを飲む(夕食兼用)
  。
  小谷野純文何=31分19頁(-p29)
  《計 71頁》

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